米国の若者を中心に広がるFIREムーブメントとは?日本でも実現例あり

  • 最近よく聞く「FIRE」って何?
  • FIREはどうやって実現するの?
  • 本当にFIREを実現している人なんているの?

そんな人のために記事を書きました。

簡単に言うと、FIREは若いうちに仕事を引退して、仕事に束縛されない自由な生活を送ることです。

そして、米国をはじめ日本でもFIREを実現している人はいるため、サラリーマンでも実行することは可能です。

FIREとは?

FIREとは、経済的自立(Financial Independence)と早期引退(Retire Early)の頭文字をとっています。

60代や70代に仕事を引退するのではなく、30代~40代の若いうちに仕事を引退することです。

1992年、米国のヴィッキー・ロビンとジョー・ドミンゲス共著のベストセラー「Your Money or Your Life」から生まれました。

行き過ぎた消費主義に反発する形で、倹約を徹底して行って経済的自立を獲得するというコンセプトは、多くの若者から支持されています。

FIREの実現方法

FIREの典型的な実現方法は以下のようなものです。

  1. 働いている間は収入の70%を貯金に充てる
  2. 倹約し、支出を徹底的に抑える
  3. 低コストの株式に投資する

貯金の目標額は、おおよそ100万ドル(=約1億円)と言われています。

FIRE実現後もいくつか生活パターンがある

FIRE実現後の生活費を支払うためのパターンは大きく4つあります。

  1. 完全に仕事を引退し、貯蓄を取り崩しながら生活
  2. 完全に仕事を引退するが、不労収入(株式配当や所有している不動産の賃料、ブログの収益など)によって生活
  3. フルタイムの仕事は引退するが、適度にアルバイトを行って収入を得て生活
  4. 不労収入と適度な労働により生活(2と3の組み合わせ)

1~4どのパターンも、不要な支出を抑えて生活を送っている人がほとんどと言われています。

FIREを実現している例

FIREを実現しているアメリカ人

FIREを爆発的に広めたリーダーMMM

FIRE運動の先駆者として最も有名なのは「Mr. Money Moustache(MMM)」です。

厳密にはアメリカ人ではなくカナダ人ですが、MMM氏と奥さんは30歳で仕事を引退しています。引退後は、倹約しつつブログで発信を続けています。

MMM氏のブログは今でも月間700万PVを誇る人気サイトで、FIREを実現するための戦略を学ぶことができます。

Mr. Money Mustache

Early Retirement through Badassity…

弁護士のシルビア・ホール氏

シルビア・ホール氏は2020年までに200万ドルの貯金をし、FIREの実現を目指しています。

そのために行っていることは以下です。

  • 約70%を貯蓄に回す
  • 徹底的な倹約生活を送る
    • 食費を月75ドルに抑えるため、廃棄寸前の食品で済ます(変色したバナナなど)
    • ガソリン代を節約するために徒歩通勤
    • 娯楽は友人からパスワードを借りてネットフリックスを楽しむ
WSJ Japan

 米国の新世代にとって、65歳という伝統的な退職年齢は過去の遺物になりつつある。一部の人は早い退職を目指し、収入の4分の…

FIREを実現している日本人

一番有名なのは三菱サラリーマン氏(@FREETONSHA)です。

彼自身は元々FIREという言葉は知らなかったようですが、1. 給料の8割を高配当株に投資 2. 徹底的な倹約というFIREの原則を愚直に行った結果、30歳でFIREを実現しています。

三菱サラリーマン氏は、おそらく日系企業ではトップクラスの高給企業である三菱商事に勤務していたと思われます。

なかなか一般的なサラリーマンが給料の8割を株式に投資というのは難しいですが、それでも日本で実現できたというのは1つのモデルケースとなりうるでしょう。

FIREが一般的なセミリタイアの異なる点

これまでセミリタイアという、若いうちから仕事から離れて自由な時間を楽しむという考え方はありました。

しかし、起業で成功したり株で大儲けすることによって実現している人がほとんどで、ほとんどのサラリーマンにとっては現実的でない選択肢でした。

FIREがこれまでのセミリタイアと異なる点は、普通のサラリーマンでも実現している点です。

「お金持ち=成功」という考え方が崩れてきている現在、今後日本でもFIREの動きも広まってくるでしょう。

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