- セミリタイアとは何か?
- 実現するためにはどうすべきか?
- 実現した後の収入源はどうすればよいか?
こんな疑問に答える記事を作りました。
何もしなければ、健康で自由な時間を得られず死んでいく
最近は大企業を中心に働き方改革が進んでいるため、ひと昔よりは平日も自由な時間がある方も増えてきてはいます。
しかし、それでも仕事に拘束されている時間は人生の多くを占めています。
そして、この働き続ける生活は70歳まで続きます。
現在は日本の定年年齢は65歳ですが、このままでは年金制度が崩壊すると言われています。近いうちに70歳に定年が引き上げられると多くの識者が予想しています。
70歳で定年し、ようやっと時間的な自由を手に入れることになりますが、その幸せな自由時間は長く続きません。
日本人の平均寿命は80歳以上なのになぜ?と思われる方もいるかもしれません。
しかし、命があることと、健康に生活を送れることにはギャップがあります。
健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことを「健康寿命」と呼びます。
この健康寿命は男性は71.19歳、女性は74.21歳とされています(厚生労働省調べ)。
仕事から解放されて健康で自由な時間を過ごすことができるのは、男性の場合1年、女性の場合4年程度しかないのです。
この健康寿命はあくまで平均なので、その前に病気などで健康を害する可能性もあるわけです。
僕の親戚には激務の会社で働き続け、ようやく65歳になりに引退する直前に脳出血になってしまい、身体が不自由になってしまった方がいます。
65歳を過ぎたら色々なところに旅行に行きたいと病気になる直前に言っていたので、脳出血で倒れたという話を聞いた時は本当に気の毒に思いました。
セミリタイアとは?
そのようなサラリーマン諸氏に注目されている生き方が「セミリタイア」です。
このセミリタイアとは何なのでしょうか?
まず、リタイア(retire)とは、「途中棄権」という意味もありますが、ここでは「仕事を引退すること」の意味になります。
そして、そのリタイアにセミ(semi)という文字が付きます。このセミ(semi)は、「準」とか「半分」という意味になります。
つまり、セミリタイア(semi-retire)とは「半分仕事を引退すること」と定義することができます。
完全な引退を目指すのではなく、半分引退した状態を目指す。
こう書くと中途半端に見えるかもしれませんが、「時間に追われず、自分のペースで仕事をして好きなスタイルで生活する、働き方を強制されない生き方」を目指すものです。
田舎で趣味で野菜でも作りながらのんびり暮らしたり、海外に移住してみたり、好きなことをしながらのんびり自分のペースで過ごすのです。
普通のサラリーマンがセミリタイアを実現することはできるのか?
普通に生活してきたサラリーマンにとって、働き方を強制されない生き方は非常に魅力に映るし、そのような生き方をしたいと願う方は本当に多いと思います。
普通に過ごしていたら1年ちょっとしか得られない自由時間を数十年も過ごすことができます。
セミリタイアは一見非現実的のように見えますが、実際にセミリタイアを実現している人も多くいることが分かってきました。
セミリタイアに必要なのは、収入源を持つこと
サラリーマンにとって、収入源は会社から出る給料です。
そして、セミリタイアをするとその収入源が断たれることになります。そうすると、生活を送ることができません。
セミリタイアを実現するためには収入源をどこかで確保する必要が出てきます。
そのキーワードは「不労収入」です。
セミリタイアを支える不労収入はどう構築すべきか?
不労収入にはいくつか種類があります。
不動産投資
マンションなどの不動産を購入し、その部屋を貸し出して家賃収入を得るものです。国内不動産もあれば、海外不動産もあります。
太陽光発電に代表される再生エネルギーに投資
太陽光発電の設備を買い、そこで発電した電気を買い取ってもらうことにより収入を得るものです。
この買取価格、国が保証をしているため実はかなり確実性のある投資です。
株式投資の配当収入
会社が得た利益の一部を株主へ支払うことを配当と言います。
つまり、株式投資で配当の出る株式に投資することにより、定期的に収入を得ることが可能になります。
投資額の5%程度の配当を出す株も多く存在するため、資金があれば不労収入を確立することが可能です。
セミリタイアを目指す方法として株式投資がありますが、その中でもおすすめはインカムゲインを狙った投資です。 この記事では、セミリタイアのための株式投資について詳しく解説します。 株式で収入を得る2つの方法 株式による収入は、キャピタ[…]
サラリーマンが不労収入を得るハードルは下がっている
かつてと比べると不動産や株式投資が簡単にできるようになっているため、不労収入を得るハードルも下がってきています。
さまざまな手段を組み合わせることによって、セミリタイアも現実のものになっています。
今後の人生を設計する上で、ぜひこの不労収入の可能性を考えてみてください。