「本業で得たスキルや経験を活かして副業をしてみたい」
こんな方におすすめしたい副業のひとつがスポットコンサルです。
僕もスポットコンサルで最高で月10万円近くの収入を得たことがあり、時給換算でもかなり効率よく稼ぐことができます。
スポットコンサルとは?
スポットコンサルとは、企業が抱える経営や事業などの課題に対して、アドバイザーがインタビューを通じてアドバイスするサービスです。
スポットコンサルの仕組みと手順
スポットコンサルの仕組みを絵で表すと以下のようになります。
例えば、あなたがある会社で経理をしているとします。
- あなたはプラットフォーム企業のサイトにアクセスして、あなたのスキルや経験(経理の仕分け業務とか、決算の方法とか)を登録します
- 経理業務に関して課題を感じている企業Xが、経理業務の有識者がいないかプラットフォームに問い合わせをします
- プラットフォーム企業が、経理業務をしているあなたと課題を抱える企業Xをマッチングします
- プラットフォーム企業は、企業Xの悩みとアドバイスした際の報酬額をあなたに提示し、あなたは問題なければ引き受けます
- あなたは企業Xから1時間程度のインタビューを受け、あなたは自分の分かる範囲で企業Xにアドバイスします
- アドバイス後、企業Xはプラットフォームに料金を支払い、プラットフォームは手数料を差し引いてあなたに報酬を振り込みます
アドバイザーのほとんどが現役社員
アドバイザーとして登録されている内訳は以下の通りです。※ビザスク調べ
- 現役社員(約70%)
- 会社を引退したシニア(約20%)
- フリーランス(約10%)
つまり、サラリーマンの副業としてやっている方がほとんどです。
アドバイスしてもらえる報酬額
スポットコンサルでもらえる報酬は、平均で1時間15,000円~20,000円です。
もちろん相談の内容やアドバイザーの専門性によって報酬額も変わってきます。
大手企業も続々と利用
スポットコンサルを活用している企業は、最近非常に増えています。
以下の外部記事にもありますが、リコーやコニカミノルタ、日立といった事業会社や、事業会社から依頼を受けたコンサルティングファーム(マッキンゼーやBCG、デロイト等)、個人事業主などが主に活用をしています。
守秘義務には注意が必要
サラリーマンとして副業を行う場合、会社と守秘義務契約を結んでいるはずです。
会社の機密情報を他社に提供した場合、解雇される恐れもあります。
そのため、アドバイスする際は一般的な範囲内でアドバイスすることが大切です。
確定申告での申告は自分でやる必要がある
スポットコンサルのプラットフォーマー企業は報酬のみの支払いで税務処理まで行ってはくれません。
そのため、確定申告で雑収入としての申告を行う必要があります。
【経験談】スポットコンサルでのインタビュー
僕はバックオフィス業務(管理系業務)の立ち上げや運用の経験があるのですが、Linked-Inに登録していたところビザスクからアプローチがありました。
インタビュー元はあるメーカーから依頼を受けた大手のコンサルティング会社。
インタビュー内容は「バックオフィスの立ち上げの際にどのようなプロセスで行うべきか?注意点は何か?」でした。時間は1時間程度。
具体的な会社の業務に突っ込んだ質問もあったため、途中で「申し訳ないですがその質問には守秘義務があるので答えられません」と答えると、謝罪と共に別の質問に移ってくれました。
インタビューはかなり盛り上がり、元々1回で終わる予定だったのですが再インタビューの依頼をもらい、合計2回のインタビューを行いました。
1回(1時間)あたり2万円程度だったため、合計4万円の収入を得ることができました。
スポットコンサルのプラットフォーマーはビザスク1強
スポットコンサルのプラットフォーマーとしては、以下のような企業があります。
ビザスクは9万名以上のアドバイザーと月2,000件の案件があり、他を圧倒しています。
そのほかには、NewspicksやSPEEDAで有名なミーミルや、外資系のガイドポイントといった企業があります。
まずはビザスクからチャレンジしてみて、自分に合っていると感じた場合は他のサイトに登録して案件の幅を広めていくのがおすすめです。